パッケージの役割 ハンバーガー編

先日、夜マックで「倍」バーガーというものを頼んでみました。夜の時間帯だけ販売されている、パティなどが通常の倍になっている商品です。

皆様ご存じのとおり、マクドナルドのハンバーガーは基本的に紙に包まれて提供されます。顧客は、その紙を使って崩れやすいハンバーガーをしっかりと押さえながら食べることができるので、この包装紙は顧客にとってはナプキンの役割も果たしているといえます。

また、提供側では、このパッケージでどんな商品が今どこにいくつあるか、ということが判別しやすくなっています。マクドナルドのオペレーションは効率よく動くための工夫がこらされていることで有名ですよね。このパッケージがあるから、あの速度で次々とオーダーに対応していくことができているのかもしれません。

さて、時間帯(期間も?)限定の「倍」バーガーですが、マクドナルドはそのために特別な包装紙を用意する、ということはしなかったようです。「倍バーガー」のシールを貼って区別ができるようにしているわけですね。

倍バーガーは、私が今回頼んだダブルチーズバーガー以外のバーガーでも設定されていましたので、これはやはり効率良いオペレーションと、限定メニューにかけるコストを抑えることの両方を達成するための手段なのだろうと思われます。

飲食店や小売店でも、効率を高めるためにちょっとした工夫ができる余地はまだまだあるかもしれません。

気づきのために第三者の視点が欲しいと思われた時は、ぜひお気軽にご相談ください。

PAGE TOP